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宇田川 誠; 勝山 仁哉; 鬼沢 邦雄
Proceedings of 10th International Workshop on the Integrity of Nuclear Components (ASINCO-10), p.219 - 226, 2014/04
Ni基合金異材溶接部に対する確率論的破壊力学解析コードPASCAL-NPは、加圧水型原子炉におけるPWR一次水質環境中応力腐食割れ(PWSCC)及び沸騰水型原子炉におけるNi基合金のBWR水質環境中応力腐食割れ(NiSCC)を対象とし、構造健全性に影響を及ぼすパラメータのばらつきを適切に考慮して機器の漏えいや破断確率を評価することができる。本報では、PWSCC及びNiSCC発生までの時間を算出する機能を本解析コードに導入し、大飯3号機原子炉圧力容器上蓋貫通部におけるPWSCC損傷事例及び浜岡1号機制御棒駆動機構ハウジングにおけるNiSCC損傷事例の破損確率解析を実施した。その結果、本解析コードによる結果は実機における検査結果と概ね一致した。
関東 康祐*; 鬼沢 邦雄; 小坂部 和也*; 吉村 忍*
Proceedings of 10th International Workshop on the Integrity of Nuclear Components (ASINCO-10), p.189 - 194, 2014/04
日本溶接協会のPFM小委員会では、韓国及び台湾の研究グループとともに、確率論的破壊力学解析に関する国際ラウンドロビンを進めてきた。このラウンドロビンの目的は、原子炉圧力容器の加圧熱衝撃時における破壊確率を評価するための信頼性の高い手法を確立すること、及び原子力安全にかかわる確率論的健全性評価手法について、アジア地域の研究機関における継続的な研究協力を維持することである。既に第1期のラウンドロビン解析に関する結果は2010年の本会議で報告された。今回は、ラウンドロビン解析の第2期計画として、原子炉圧力容器の冷却時及び低温過圧時に対する新しい問題を計画している。本報告においては、その問題の概要、目的及び解析内容を提案し、参加希望機関との議論に供する。